パソコンヤシステムです。
今回は購入直後のモニターヘッドホンMDR-CD900STの接触不良のなおし
方について記事にします。
かなり前から超定番のモニターヘッドホンとして活躍している製品ですが、
購入してからそのまま使おうとすると端子についている目に見えない
汚れが原因で正常に音が聴き取れない場合があります。
この症状はよく耳にするのですが、意外とネット上に対処法の記事が無い
ので今回記事にしてみました。
MDR-CD900STの接触不良の対処法手順
要は端子についている汚れを取り除けばいいのですが、布では取り除けないので
耐水ヤスリ(耐水ペーパー)を使います。
上の画像のものが耐水ヤスリになります。
ヤスリ部分の粗さに色々種類があるのですが、今回は#1500のものを
用意します。
耐水ヤスリを2~3センチの正方形くらい切り取って、上の画像のように
つまみクルクルと回すように研磨します。
研磨後、キレイな布やティッシュなどで乾拭きすればOKです。
研磨→ティッシュで拭き取った後の端子の画像です。
目立った傷はありません。
あとは、音質を確認してもらって問題なければOKです。
・#1500ならほとんど傷はつかないですが、粗い耐水ヤスリを使うと傷がつくので注意しましょう。また耐水ヤスリで端子を磨く方法は接触不良の時によく使われる方法ではありますが、もし症状が悪化しても自己責任でお願いいたします。
おまけ
個人的になのですが、MDR-CD900STに元々ついているイヤーパッドだと
中のでっぱりの部分が当たって一時間ぐらいで耳が痛くなってきます。
あと遮音性も正直あまりよくありません。
なのでできればMDR-CD900ST用のイヤーパッドを別に購入される事を
オススメします。
私はYAXI(ヤクシー)のイヤーパッドを使用していますが、感触も遮音性も
良く満足しています。
また、とあるプロのエンジニアの話だと、MDR-CD900STは1年くらい使って
ようやく音が馴染んでくるのだそうです。
機会があれば是非聴き比べてみたいものです。