パソコンヤシステムです。
今回はWindowsの機能であるSuperfetchについて記事にします。
初心者向けにざっくり説明するので、詳しく知りたい方は別の記事を参考にして下さい。
Windowsのバージョン1809からは、SuperfetchからSysMainに名前が変わっています。
Superfetchとは何か?
SuperfechとはWindowsの機能で、何も設定していなければ最初はONになっています。
ONになっていることで、メモリの空き領域を自動的に有効活用しますというものです。
もう少し詳しく説明しますと、8GBメモリ搭載のPCが6GBで稼働しているとします。
残り2GB余力があるから、その余力で普段よく使うソフトがすぐに開けるように準備しておくね!というものです。
ラーメン屋で例えてみた…
・Superfetch ON
ラーメンの注文を受けたけど、多分チャーハンや餃子の注文もあるだろうから片手間で準備しておこう → ラーメンは少し遅れるけど、チャーハンや餃子を頼んだら早く届く。
・Superfetch OFF
ラーメンの注文しか受けてないからラーメンしか作らないよ! → ラーメンは早く届くがチャーハンや餃子は注文を受けてから作る為、届くのが遅れる。
メリットとデメリット
メリット
・よく使うアプリケーションの起動速度が速くなる
PC起動時にアプリケーションをすぐ開く為の準備をしているので、準備が終わればアプリケーションの起動が速くなる。
・メモリが大容量なほど有効的に活用できる
大容量なほどメモリの余力も増える為、その分高速化できる。
デメリット
・パソコンの起動がやや遅くなる
よく使うアプリケーションをPC起動時に準備している為。
・搭載しているメモリが少ないと使用メモリが膨れ上がる場合がある
余分な計算をしている為に、メモリが少ないとCPUの使用率が増えメインの動作が遅くなってしまう場合がある。
SuperfetchのON・OFFの方法
まずはコントロールパネルを開きます。
Cortanaの検索欄に「コントロールパネル」と入力し、一覧からコントロールパネル
を開きます。
コントロールパネルの検索欄に「管理ツール」と入力します。
赤枠①の「管理ツール」をクリックすると、もう一つ画面が開くので
赤枠②の「サービス」を選択します。
たくさんある一覧の中から、③→「Superfetch」を右クリックし
④→「プロパティ」を選択します。
※Windows1809バージョンからは、「Superfetch」から「SysMain」に表記が変わっています。
大きな赤枠のスタートアップの種類から
ONにする場合は「自動」、OFFにする場合は「手動」に切り替えOKをクリックし
設定完了となります。
タスクマネージャーでディスクが100%になっている場合、OFFにしてあげると一気に負荷が下がってPCが軽くなることがあります。必要に応じて上手に切り替えてPCを高速化させましょう。