パソコンヤシステムです。
今回はGUIブートについて記事にします。
GUIブートとは(グラフィカルユーザーインターフェースブート)の略で
Windows起動時に表示される
などのグラフィック要素の事を言います。
このグラフィック要素(GUIブート)をOFFにする事で、パソコンの高速化
を図ろうとするものですが、要は
読み込みマークとか表示するパワーがあるなら、その分早く起動してよ!!
という設定です。
色々なネットの記事では、「高速化できるからおすすめだよ!!」と言っていますが
正直、私はあまりGUIブートをOFFにする事をおすすめしません。
それも踏まえて設定方法やメリット、デメリットを説明していきます。
メリット
起動速度が速くなる
起動速度は確かに速くなります。
しかし、速くなるといっても数秒くらいです。
たった数秒でも速くなるのはいいことです。
デメリット
起動が遅いPCだと壊れたと勘違いする
どういう事かと言いますと、例えば
起動が遅い、または更新でたまたま起動が遅くなっているPCでGUIブートをOFFにする。
↓
グラフィックが表示されない為、黒い画面が長時間続く。
↓
異常があると勘違いし電源ボタンで強制終了する。
↓
強制終了が原因で壊れる。
という事が起こる可能性があります。
なのであまり詳しくない方が速くなるならとりあえずやってみるという感じで
設定するのはどうかなと思います。
また、起動速度が極端に遅い場合は他の原因が考えられます。
その原因を取り除いたほうが、よっぽど起動速度は改善すると思います。
GUIブートをOFFに設定する方法・手順
システムの構成を開きます。
①「スタートボタン」のアプリ一覧から
→ ② 「Windows 管理ツール」の中の
→ ③ 「システム構成」を選択します。
→ ④「ブート」をクリック
→ ⑤「GUIブートなし」にチェックを入れる
→ ⑥「OK」をクリック。
再起動後にGUIブートがOFFになります。
まとめ
デメリットを考えるとあまりメリットに旨味を感じないように思います。
それでも少しでも早く起動したいという場合は、GUIブートをOFFにしても
いいと思います。
ただ、ユーザー選択の画面が開くまで画面は真っ暗な状態になるという事を
覚えておいて下さい。