パソコンヤシステムです。
今回は、仮想メモリの設定方法について記事にします。
設定方法だけ知りたい場合は、「仮想メモリ設定手順」まで読み飛ばして下さい。
仮想メモリとは
物理メモリ(RAM)をシステムやアプリケーションがたくさん使ってしまっている状態の時に補助する為のファイルの事で「ページングファイル」ともいいます。
PCに搭載しているHDDやSSDに作成されるファイルで物理メモリ(RAM)と比べると速度は遅いです。
どのような時に設定が必要なのか
基本、動作に問題が無ければ自動で適正値に設定されてますので、特に設定の必要はないと思います。
もし、メモリ不足のエラーが表示される場合は仮想メモリの数字を上げてみましょう。
また、ソフトによっては「物理メモリに対して何倍かにして下さい」などの注意書きもあるそうです。
仮想メモリをOFFにする事もできますが、OFFにする事によって起動しなくなるソフトやアプリケーションもあるため、オススメしません。
仮想メモリ設定手順
まずは「コントロールパネル」を開きます。
コントロールパネルの画面で「システムの詳細設定」と検索し「システムの詳細設定の表示」をクリックします。
システムのプロパティの画面が開くので「詳細設定」のタブ→「設定」をクリックすると、パフォーマンスオプションの画面が開くので、「詳細設定」のタブ→「変更」をクリックします。
「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外します。
「カスタムサイズ」にチェックを入れると初期サイズと最大サイズの値を変更できます。
ここに入力する数値が仮想メモリに設定する数値になるのですが、
目安としては大体1024~4096までに設定しておけばいいと思います。
初期サイズと最大サイズは同じ値に設定しましょう。
数値を入力したら、「設定」→「OK」へと進みます。
「OK」をクリックします。(再起動後に適用されますよ!という意味)
「適用」→「OK」で画面を閉じます。
再起動後に設定が適用になります。
仮想メモリの数字を上げると動作が早くなる?
仮想メモリとは?で説明した通り、仮想メモリは物理メモリよりも遅いです。
なので、パソコンの動作が重い状態というのは仮想メモリを使っている状態の可能性が高いです。
パソコンの動作を軽くする為には、できるだけ仮想メモリを使わなくてもいいように物理メモリ(RAM)を増設される事をオススメします。
RAMメモリは規格や相性などがあるので、増設するパソコンに合うかどうかをしっかり調べてから購入しましょう。
増設時の不具合については一切責任を負いません。